こんにちわ。 歯科衛生士の丹羽です。
新年が明けたかと思ったら早くも2月ですね。 インフルエンザも本格的に
引き込むピークが来ておりますので皆様くれぐれもお気をつけて下さい。
先月は赤ちゃんのお口のお手入れについて軽く書きましたが今回は続きになります。
赤ちゃんが生後10ヶ月頃 上下の歯が4本生えた頃にはそろそろ歯ブラシに
慣れて頂くと良いかと思います。
赤ちゃんが歯ブラシを欲しがる様であれば赤ちゃん用のストッパー付きシリコン製
のゴムブラシを持たせてあげても良いですね。
その時は必ず大人の目の届く所で口に入れてあげて下さい。
一通りくわえて遊んだら、たくさん褒めて下さいね。
お母さんは仕上げ磨き用の歯ブラシで歯磨剤を使用せずブラシを水洗いしながら
優しく磨いてあげて下さい。
その時、上の歯の付け根に上唇とつながっている紐の様な粘膜があるので
歯ブラシで傷つけない様に指で粘膜をカバーして磨いて下さい。
歯の表面を指で触ってヌルヌルした感じがなければ綺麗に磨けています。
歯ぐきの境目は歯ブラシが当たると痛がりやすいので、綿棒で拭ってあげるのも
1つの方法です。
この頃はまだきちんと磨けていなくても心配する事はありません。
親御さんの仕上げ磨きが赤ちゃんにとって楽しい時間になる様に工夫して下さいね。
仕上げ磨きの目安は、夜寝る前が一番効果的です。
夜中の授乳習慣のあるお子様は、寝る前の授乳前に一日の汚れを綺麗に磨いてから
授乳して下さい。 母乳に含まれる乳糖はむし歯になりにくいと言われますが
全くならないとは限りませんので、授乳してから熟睡して起きない場合は
寝ている状態で上の前歯だけでも磨いて頂いても良いかと思います。
当院は歯医者さん初めてのお子様にも慣れて頂ける様に時間をじっくり
掛けておりますので、不安がある方は是非ともご相談下さい。