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2013年10月 3日

明るく元気なスタッフを募集しています!

スタッフ募集当院は各線「津駅」直結の複合診療ビル「アスト津」の2Fにあり、とてもアクセスのよい立地にあります。診療スペースも広く、非常に雰囲気のよい環境で診療を行なっています。

マイクロスコープやオペ室など最新機器を完備しており、毎日さまざまな疾患を抱えて来院される患者さまの、あらゆる要望に対応しています。数多く来院される患者さまとのふれあいを通じて、大きく成長できる場であると思います。

元気で積極的な方のご応募をお待ちしています。

2013年10月 2日

歯科衛生士募集

募集職種 歯科衛生士(正社員・パート ※勤務時間、相談に乗ります)
給与 20万~30万 ※経験に応じて優遇あり
時給 1,100円~1,500円 ※経験に応じて優遇あり
試用期間 3ヶ月
賞与 年2回(開業1年目は実績に応じて)
交通費 別途支給(距離に応じて上限10,000円)
昇給 実績に応じて
勤務時間 月・火・水・木・金 9:00~19:30(休憩13:00~14:30)
土 9:00~17:30
シフトにて週休2日制
休診日 金曜・日曜・祝日
夏季休暇、冬季休暇、GW、有給休暇あり
福利厚生 歯科医師国保、雇用保険、労災保険
仕事内容 衛生士業務、診療補助、予防処置(PMTC、オペアシスタント出来れば尚可)
その他 担当制の予防処置、メンテナンス予定、人柄を重視し採用。
チームワークが良くお互いが助けあえる、働きがいのある環境をつくっていこうと思います。また、セミナー受講、資格取得など支援いたします。
応募について まずはお電話ください。後日面談を行います。(履歴書持参)
059-221-5511


準備中

安心して食事ができて、人前で笑える生活をサポートします

院長あいさつ

こんにちは。三重県津市のアスト津デンタルオフィスの院長、刀根大輔です。

佐藤歯科医院の分院「歯科室アスト」の院長として、長くこの地で患者さまの歯の健康をお守りして来ましたが、この度、「アスト津デンタルオフィス」として新たなスタートを切ることになりました。

当院では安心・快適な院内環境を整え、マイクロスコープなど最新の医療機器を使った最先端の治療を提供して参ります。これまで治療させていただいた患者さまの歯の健康を、今後も責任を持ってサポートいたします。

歯科医師として痛む歯を治療することはもとより、定期健診によって自然の歯をながく、快適にお使いいただけるように尽力したいと思います。歯一本、一本ではなく、お口の中全体の健康を守り、安心して食事ができて、人前で笑える生活を得るお手伝いをいたします。

新しく歯科医院をオープンするにあたり、やはりこの地を選んだのは、地域のみなさまの人柄の良さ、温かさを感じて楽しく診療をさせていただいたからです。これからも歯科医師として研鑽を積みながら、地域のみなさまの歯の健康維持に貢献したいと思います。

歯医者嫌いの子どもが、歯科医師の道へ

院長あいさつ子どもの頃はすごく歯医者さんが嫌いで、いつも泣き叫んでばかりいました。治療中にタービンを掴んで押し返し、手に怪我をしたという思い出があるくらいです。それくらい、歯医者さんに行くのが嫌いでした。

ただ、病気や健康に興味があり、人のためになる仕事に就きたいとずっと思っていました。それで、進路を決定する時に選んだのが、歯学部だったんです。まさか歯医者さんを目指すことになるとは、自分でも驚きましたね。

大学時代はとても楽しく過ごしましたが、不器用だったので実習ではとても苦労しました。ただ、患者さまの体を預かる仕事なので、自分の立場だったら「手の切れる、患者さんにしっかり向きあってくれる先生」に診てもらいたい。と思っていましたので、人の何倍も練習したことを覚えています。

つらいと思ったことは一度もなく、今でも不器用な自分にとっては必要な時間だったと思っています。自分にとっては一人前の歯科医師になるために、避けては通れなかった道だったのです。

常に緊張感をもって、安心できる治療を

院長あいさつ大学を出てからは県内のさまざまな歯科医院で経験を積みました。ただ、歯科医師の面白さに本当の意味で気づいたのは、佐藤歯科医院に勤務してからです。

佐藤歯科医院で働き始めてから講習会やセミナーにも積極的に参加するようになり、仕事をする楽しさや、技術を磨く面白さに気づくことができました。現在も時間を見つけては、新しい技術の習得に取り組んでいます。

歯科医師は生身の患者さまの体に触れる仕事です。そのため、常に緊張感をもって仕事に取り組み、患者さまには心から安心していただける治療を提供したいと思ってます。

アットホームな雰囲気と高い技術力

院長あいさつ当院はアットホームな温かい雰囲気でありながら、質の高い治療を提供できる歯科医院でありたいと願っています。そのため、講習会などで得た最新の技術と知識を患者さまに提供します。

また、スタッフともども、患者さまとは家族のように接し、気持ちよく治療を受けていただける環境もご用意いたします。

患者さまとのコミュニケーションを大切にし、歯科治療のプロフェッショナルとして患者さま一人ひとりに合った最適な治療を提供いたします。高い技術力とチームワークで、歯の健康維持に貢献いたします。歯にトラブルを抱えた時は、ぜひご相談ください。スタッフ一同、お待ちしております。

院長略歴

院長近影アスト津デンタルオフィス 院長 刀根大輔

【略歴】
2003年 愛知学院大学歯学部 卒業
2003年 三重県内歯科医院 勤務
2006年 佐藤歯科医院 勤務
2009年 同院 歯科室アスト 室長

【取得コース】
ーJIADSー
・ペリエコース
・ペリオ&インプラント アドバンスコース
・カダバーコース(米シアトル)
ー藤本研修会ー
・補綴、咬合コース

入れ歯

当院では精度の高い入れ歯をお作りし、長く、快適に生活していただけるようにサポートしています。

入れ歯

●自分の口にぴったり合う入れ歯が作りたい
●もっと上手く噛める入れ歯がほしい
●入れ歯が簡単に外れないようにしてほしい

このような悩みをお持ちではありませんか?

当院ではお口の中の状況を的確に診断し、これが最後の治療になるように安定して長くお使いいただける入れ歯を提供しています。

入れ歯がはじめての方にもご好評いただいてます

入れ歯入れ歯をはじめてお作りになる方は、入れ歯が入った喜びよりも、たとえグラグラしていても自分の歯がなくなってしまった辛さのほうが大きいものです。そのような方に、入れ歯でも快適に生活していただけるように、信頼できる技工士と連携しながら精度の高い入れ歯を製作します。

はじめて入れ歯をお作りになった方からは、「痛くない」「違和感がない」という声をいただいております。入れ歯の扱い方もしっかりレクチャーしますので、安心してご相談ください。

【当院の入れ歯メニュー】金属床義歯

金属床義歯薄く作れるので違和感が少なく、長持ちするのが金属床義歯の特徴です。また、歪みが少ないため、残っている歯に負担をかけることもありません。審美性にも優れ、食事も美味しく召し上がっていただけます。非常に軽く生体親和性に優れ、アレルギーの心配がないのも特徴です。

【当院の入れ歯メニュー】ノンクラスプデンチャー

ノンクラスプデンチャー金属性のクラスプを使用しないため、目立たないのが特徴の義歯です。装着していても、ほとんど人目につきません。また、弾性と強度があるので装着感が少なく、壊れにくいといった特徴もあります。

ただし、素材の寿命が約3年ですので、金属を使った入れ歯に比べて長持ちしないというデメリットもあります。

【当院の入れ歯メニュー】インプラントのオーバーデンチャー

インプラントオーバーデンチャーオーバーデンチャーとは、残っている歯やインプラントの上に入れ歯を製作していく方法です。インプラントのオーバーデンチャーは、はじめにインプラントを埋入し、入れ歯をインプラントで支えます。粘膜だけで支える通常の入れ歯よりも耐久性があり、よく噛めるようになるのが特徴です。

口腔外科

当院では親知らずの抜歯をはじめ、口腔外科治療も行なっています。

口腔外科

「親知らずは抜いたほうがいい?」
「親知らずの抜歯は痛いのでは?」

そんな疑問や不安を多くの患者さまが、一度はもったことがあるのではないでしょうか。

当院では適切な診断に基づき、抜く必要があるかどうかの見極めから抜歯に至るまで、親知らずに関するご相談を承っています。親知らずについてお悩みの方、ほかの医院で処置が難しいといわれた方もぜひ一度当院にご相談ください。

そもそも親知らずとは?

親知らずとは、顔の中心の歯から奥の方へ数えて8番目に生えてくる歯のことです。智歯(ちし)または第3大臼歯(だいさんだいきゅうし)と呼ばれています。

親知らずには以下の3つのタイプがあります。

まっすぐタイプ親知らずとは?
普通の歯と同様にまっすぐに生えてきますが、歯の一部または半分ほどが歯ぐきの外にでています。歯の奥の歯ぐきと歯との隙間に汚れが溜まりやすいのが特徴です。

斜め傾きタイプ親知らずとは?
手前の奥歯にぶつかって斜めに生えてきた親知らずです。このタイプは、時間が経過してもきちんと生えることはできません。歯と歯ぐきの間に歯垢がたまりやすく、炎症のリスクが高くなります。

潜水タイプ親知らずとは?
前の奥歯の根元にぶつかるように横に倒れて生えている親知らずです。手前の歯と歯肉の間から細菌が入ると歯周炎を起こす可能性があります。

親知らずを抜くメリット
●親知らずは歯ブラシが届かない位置にあるため、虫歯や歯周病になりやすい
●汚れがたまりやすく周辺の歯にも悪影響を及ぼし、口臭の原因になる
●生え方によっては、歯肉の炎症や腫れ、歯並びの乱れの原因になる
●親知らずがアゴの動きを邪魔して、顎関節症を引き起こす場合がある
●アゴの奥深くに埋まった親知らずが、アゴの骨折の原因になる場合がある

親知らずの抜歯以外の口腔外科治療について

口腔外科治療という言葉は耳慣れないかもしれませんが、親知らずの抜歯のほかにも口の中のできものの切除術など、外科的な処置が必要な場合はたくさんあります。アゴや口腔内に起こるさまざまな病気の診断をして、外科的治療を施します。

●親知らずのほかに口腔外科で扱う疾患の例
・顎関節症(開口障害、顎関節やその周辺の痛み)
・歯に起因する炎症
・口内炎
・良性腫瘍(頬や舌にできものがある)
・顎嚢胞(アゴの骨に腫れがある)
・粘液嚢胞(粘膜に腫れがある)
・舌小帯強直症(舌の下面の突っ張りが強く、舌の動きが悪い、など)
・外傷(口唇、舌、口の中の怪我)
・補綴前処置(上アゴの中央や下アゴの内側に骨の堅い出っ張りがある)

当院のホワイトニング

当院では、ご自宅で行うホームホワイトニングという方法をご用意しています。

ホワイトニング

ホワイトニングとは歯を白くする審美歯科のメニューです。神経を除去して変色した歯を白く戻すこと、または、本来の歯の色よりもう少し歯を白くすることを言います。金属を白いものに変更するとか、着色を除去する意味ではありません。言い換えれば「歯の漂白」です。

白く美しい歯は、清潔感・若々しさなどの印象を与え、お顔の表情だけでなく気分も明るくなるものです。当院では、「ホームホワイトニング」というご自宅で行う方法をご用意しています。歯の色でお悩みの方は、当院のホワイトニングメニューをぜひ、お試しください。

ホームホワイトニング

ホームホワイトニングホームホワイトニングは、ご自宅でホワイトニング処置を行なう方法です。自分専用のマウスピースとホームホワイトニングキットをご自宅で使用していただきます。使い方としてはご自分でマウスピースの中に専用のジェルを入れ、そのマウスピースを装着することで行ないます。

<ホームホワイトニングのメリット>
・通院の手間がない
・ホワイトニング効果が長持ちしやすい
・比較的、低予算でできる

<ホームホワイトニングのデメリット>
・毎日、継続して使用しなければならない
・マウストレーの装着に違和感を覚えることがある

審美歯科とは

当院では美しい口元を実現する、被せ物や詰め物をご用意しています。

審美歯科

●笑うと銀歯が見えて気になる
●歯や歯肉の色が気になる
●笑顔に自信を持ちたい

このような悩みを抱えている方はいませんか?そんな方におすすめなのが審美歯科治療です。

審美歯科は、ただ歯の色を白くすることだけが目的ではありません。健康的で美しい、バランスの取れた口元を作り出し、自信を持った明るい性格を導きます。当院では、患者さまが本来持つ素敵な笑顔を実現出来るように、親身になって処置に当たっていきたいと考えております。

当院の審美歯科でできること
・歯の掃除           ・詰め物
・着色の除去          ・被せ物の見た目の改善
・歯ぐきのメラニン色素の除去  ・歯の色の改善
・歯並びの改善         ・形の改善
・噛み合わせの改善

精密補綴(せいみつほてつ)

審美歯科患者さま一人ひとりに合わせた詰め物や被せ物をつくるため、治療精度のチェックを怠らず、常に質の高い審美歯科治療を提供しています。また、補綴物が長期間安定するように心がけ、メンテナンスもしっかり行ないます。技工は信頼できる技工士にお願いし、精度の高い補綴物の製作を実現しています。

【審美歯科の代表的なメニュー】ジルコニアセラミック

ジルコニアセラミック表側にセラミックを、内側にジルコニアを使用したものがジルコニアセラミックです。素材に金属を使っていないため、金属が溶け出すことによるアレルギーの心配がありません。また、強度が高いので、奥歯やブリッジの素材として使うこともできます。

<メリット>
・色が歯に似ているので見た目が良い
・土台に金属を使った場合でも、金属の色が透けて見えることがない
・ジルコニアは割れにくく、ほとんどの部位に使用できる
・金属が溶け出すことによる歯ぐきの変色、金属アレルギーなどの心配がない
・仮止めで様子を見ることができる

<デメリット>
・歯を削る量が比較的多い
・天然の歯より硬いため、周囲の歯や噛み合う歯を痛めることがある
・保険外の治療なので、値段が高い

【審美歯科の代表的なメニュー】オールセラミック

オールセラミック素材のすべてに白く透明感のあるセラミックを使用しています。金属をまったく使わないため、自然な歯の色合いになります。また、時間が経っても変色しません。歯周病などで歯肉が下がっても、差し歯に黒い筋が見えないといった特長もあります。

<オールセラミッククラウンのメリット>
・短い治療期間で、白く美しい歯が手に入る
・歯並びや噛み合わせの改善にもなる
・金属を使用しないため、歯肉の変色や金属の露出などがない
・金属が溶け出すことによる歯ぐきの変色、金属アレルギーなどの心配がない

<オールセラミッククラウンのデメリット>
・割れることがある
・歯を削る量が比較的多い
・保険外の治療なので、値段が高い

予防歯科

当院のメンテナンスは、担当衛生士制を採用しています。定期検診はハガキでお知らせします。歯の健康を守るためにも、定期的なメンテナンスをオススメします。

予防歯科

●治療をしたのに、何度も虫歯になってしまう
●毎日歯磨きをしているのに、虫歯になりやすい

このようなお悩みをお持ちではありませんか?当院では予防歯科によって、これらの悩みを解決いたします。

本来、患者さまにとっては虫歯や歯周病で痛みを感じてから治療を行なうのではなく、お口の中の健康を常にいい状態に保つことが大切です。当院の予防歯科ではお口の健康をキープするため、虫歯や歯周病の検査や歯のクリーニング、ブラッシング指導などを行ないます。

予防歯科のメリット

予防歯科 (1) 虫歯や歯周病などを未然に防ぐことができます
定期的に歯科医院に通い、メンテナンスを受けることで虫歯や歯周病の予防になります。そのため、大切な歯の健康をいつまでも維持することができます。

(2) 治療の痛みや費用を抑えることができます
痛みや症状がひどくなってしまうと、治療期間も費用もかかってしまいます。予防を習慣化すれば、どちらも軽減することができます。

(3) お口の中が爽快になります
歯や歯ぐきをキレイにすれば、お口の中がスッキリします。歯医者に通うのではなく、サロン感覚でご来院ください。

担当衛生士による歯のクリーニング【PMTC】

PMTC当院では、歯科衛生士の手によるPMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)を提供しています。

歯垢や歯石をそのままにしておくと、バイオフィルムと呼ばれる歯みがきでは取れない汚れになってしまいます。PMTCでは、担当衛生士がシリコンゴムの器具やペーストを使って、歯の表面にこびりついたそれらの汚れをクリーニングします。

PMTCは、これらの汚れを除去するだけでなく、歯の白さや健康な歯肉を取り戻します。また、虫歯、歯周病の予防だけでなく、口臭の改善などにも効果があります。

なぜ定期検診が必要なのか?

予防歯科すべての治療が終了した時点で、口腔内は完璧な健康状態です。しかし、口は毎日使うため、きちんとケアしていてもすぐに汚れがたまってしまいます。そこから細菌が増殖し、また、虫歯や歯周病になってしまいます。

治療が終了すれば、それで終わりというわけではありません。本来、歯の健康を守るのは、ここからがスタートします。治療が終わってようやくスタートラインに立ったという意識をぜひお持ちください。

軽度症状から外科手術まで当院で治療可能

当院では歯周病治療に力を入れています。もしも、家族の口の中だったら?という気持ちで常に患者さまとは向き合っています。

歯周病

歯周病とは歯を支える骨や歯肉の病気です。たとえば、家を想像してみてください。家も土台が悪いとグラグラして、ついには倒れてしまいます。このメカニズムは歯周病も同じです。

歯周病になると、歯を支えている歯肉や歯槽骨が少しずつ壊されてしまいます。

歯周病の原因は、口腔内の「歯周病原性細菌」という歯周病を引き起こす細菌にあります。この細菌に感染すると、まずはじめに歯肉に炎症が起こります。その後、炎症が深い部分にまで達すると歯槽骨が破壊されます。そして、最終的には歯が抜け落ちてしまうのです。

歯周病とは

歯周病とは日本人が歯を失うもっとも大きな原因が歯周病です。歯周病は、歯の周囲の歯ぐき(歯肉)や、歯を支える顎骨などが破壊されてしまう、非常に危険な病気です。

歯と歯ぐきの境目(歯周ポケット)に歯周病菌が入ってしまい、その結果、歯肉が炎症を起こし赤く腫れて、ブラッシング時に出血するようになります。放置しておくと最悪の場合、歯が抜けてしまう恐れもあります。

初期症状のうちは、痛みや自覚症状はほとんど感じません。しかし、症状が進むにつれ、歯自体がグラグラ揺れたり、歯ぐきが腫れたり痛みを伴ったりします。こういった症状が出る頃には、症状はかなり進行しています。

歯周ポケットとは

歯と歯肉(歯ぐき)は一見、くっついているようにみえますが、実はこの境目には溝があります。

【健康な歯】歯周ポケット
歯周組織は、歯肉(歯ぐき)と歯槽骨(骨を支える骨組織)、歯根(歯の根元)をおおうセメント質、歯根と歯槽骨をつなぐ歯根膜からなり、歯を正しい位置にしっかり付着・固定するための強固な構造を備えています。

【歯周病の歯】歯周ポケット
歯と歯肉の間に細菌が住み着いて歯垢(プラーク)がたまると、そこに炎症が起きます。プラークが石灰化し歯石になると、自分では取り除きにくくなって歯周病が悪化し、歯と歯肉が付着している部分にすき間(歯周ポケット)ができます。


<歯周ポケットが5㎜以上の人は要注意!>
●歯を支えている周りの骨が、破壊されている可能性があります。

歯周病の原因

歯周病の原因歯周病の原因は、歯と歯ぐきに間に溜まる歯垢(プラーク)と歯石に繁殖するバイ菌が原因です。

歯垢(プラーク)
歯垢(プラーク)とは、ただの食べカスではなく、歯の表面に付着したり、歯周ポケットに溜まる乳白色の粘性のある細菌の塊のことを指します。一説には、歯垢1mg中に約2億ほどの細菌が存在するとも言われており、口内は一定の温度と湿度、さらに栄養分の補給もあるため細菌の温床といえるでしょう。

歯石
歯石とは、歯垢が長期間に渡って歯の表面に付着した時に、唾液に含まれるカルシウムと混ざり合って石灰化したもののことです。歯石自体が栄養分を多く含み、表面にデコボコがあるので、さらに細菌や歯垢が溜まりやすくなります。

歯石は非常に硬いので通常のブラッシングでは除去することができません。定期的に歯科医院に通院し、除去することをおすすめします。

当院の治療方法

スケーリング
歯周病の治療方法スケーリングを行なうことで、歯根表面の歯垢・歯石などを除去し、表面を滑らかにします。歯石を取ることでプラークが付きにくい状態にし、歯周病を改善します。

歯石の表面はザラザラしているため、プラークが付きやすくなっています。そのため、一度付着したプラークはブラッシングだけでは落ちません。歯石は一度取ってもしばらくすると再形成されるため、定期的に歯科医院で取る必要があります。

歯周病の外科的治療
●歯肉切除
歯肉が腫れあがっている場合に行ないます。歯周病が悪化しないようにこの不要な部分の歯肉を切除し、安定のため縫合します。比較的簡単な手術で短時間で行なうことができます。

●歯周ポケット掻爬(そうは)術
歯周ポケットの深さが3~5mm程度の比較的軽症の場合に行ないます。歯肉に麻酔をして、歯周ポケットの中の歯石や歯垢を除去します。

●フラップ法(Fop)
歯肉を切開して歯槽骨からはがします。そして、あらわになった歯根のプラークや歯石の除去、歯槽骨の清掃、およびダメージを受けた歯肉などの組織を除去して歯肉を元の状態に戻します。

【歯周組織再生誘導材】エムドゲイン

【歯周組織再生誘導材】エムドゲイン歯周病が進行してしまうと、歯を支えている歯槽骨が吸収されやがて歯を失ってしまいます。その吸収されてしまった骨を再生する処置法がエムドゲイン法です。

エムドゲインの主成分であるエナメルマトリックスタンパク質は、子供のころ歯の生えてくるときに重要な働きをするタンパク質の一種です。そのエムドゲインを外科手術によって手術部位に塗布し、歯の発生過程に似た環境を再現し、歯周組織の再生を促進するのです。

エムドゲイン治療の流れ
【STEP1】歯周病の状態のチェック
歯周病の進行をチェックします。歯周ポケットの深さを測り、レントゲンの撮影をします。歯周組織の状態により、エムドゲイン法で処置ができるかどうか、判断します。

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【STEP2】歯肉の切開
手術は麻酔をかけて行ないます。まず、最初に処置する部分の歯肉を切開します。

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【STEP3】歯肉の剥離
歯肉を剥離します。

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【STEP4】歯根表面の掃除
歯周病になっている病巣部の歯石、感染物を除去し清掃します。

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【STEP5】エムドゲイン・ゲルの塗布
歯根の表面を洗浄した後、エムドゲイン・ゲルを塗布します。

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【STEP6】縫合
切開した歯肉部分を縫合し、手術は終了となります。術後の抜糸は2~6週間後に行ないます。

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【STEP7】定期的な健診
患部が正常な状態に戻るまで、数ヶ月から1年ほどかかります。治癒期間は患部の状態や、個人差により変わります。術後も口腔内の状態をチェックするため、必ず定期的な通院をしてください。

歯周病のセカンドオピニオン

歯周病のセカンドオピニオン以前、患者さまが他院での歯周病治療に不安を感じ、ご来院されたことがありました。

当院でお口の中の状態をしっかりと調べ、どのような治療を行なうか、うまくいくこと、いかないことをきっちりと説明すると、「これなら任せられる」と涙を流して喜んでくださいました。

歯周病の症状や治療内容に不安を抱えている方は、ぜひご相談ください。セカンドオピニオンとして、最適なアドバイスをいたします。

よく噛めて長持ちする歯を提供

当院では最新の技術と医療機器を使って、安心・安全なインプラント治療を提供しています。

インプラント

歯が抜けてしまって「上手く話せない」「上手く噛めない」「歯並びがだんだん悪くなっていく」というような問題でお困りの方はいませんか?

これまで、このような問題を解決するには入れ歯やブリッジなどが一般的でしたが、当院ではインプラント治療を行なっています。インプラントとは、歯を失った部分に人工歯根と被せ物により、両隣の歯を削ることなく元の快適な噛み合わせを復元する技術です。

インプラントを選択するメリットインプラント
●自然な歯と同じように見え、感じられ、機能します
●健康な隣接歯を損ねることがありません
●発音や発声も以前のままです
●お口のケアは自然な歯と同様です
●自然な咀嚼能力を回復します
●自信や本来の表情を取り戻します

セカンドオピニオンとしてご活用ください

セカンドオピニオン他の医院で「インプラントはできない」と断られた方は、ぜひ一度、ご相談ください。当院では、インプラントのセカンドオピニオンとして、様々なアドバイスを行なっています。

セカンドオピニオンとは複数の専門家の意見を聞き、患者さまが納得して治療を受けるための仕組みのことです。複数の先生からアドバイスを受けることで、最も自分にあったインプラント治療を自ら選び取ることができます。

もちろん、無理にインプラントをオススメすることはありません。患者さまのお口の状態によっては、インプラント治療そのものをオススメしないこともあります。患者さまが本当に納得して治療を受けるために、ぜひ当院までご相談ください。

骨の少ない方には増骨手術を行ないます

増骨手術アゴの骨が少ないので、インプラントは打てない」

と、ほかの医院で断られた方はいませんか?

アゴの骨が薄くなった患者さまでもアゴの骨を補う「増骨手術」を施すことで、インプラント治療ができる場合があります。当院では患者さまのアゴの状態によって、様々な増骨手術を行ないます。

ソケットリフト
上アゴの骨が少ない場合に行なう手術です。ただし、4mm以上の骨の厚みがある場合にしか行なえません。骨の厚みがそれ以下の場合は、サイナスリフトをご提案します。

サイナスリフト
ソケットリフトと同様に、上アゴの骨が少ない場合に行なう手術です。上アゴの奥歯の上方には「上顎洞」(サイナス)という空洞があり、この空洞に骨と同様の組成の補填材を填入することで、骨を形成します。

GBR
骨が不足している部分に、特殊な膜を覆うことで骨を作るスペースを確保します。その中に、骨のもとになるもの素材を詰めていき、骨の再生を促します。

インプラント治療の流れ

【STEP1】カウンセリング
他の治療同様、はじめにカウンセリングを行ないます。患者さまの健康状態の診察・症状のチェックを行ない、インプラント処置に適しているかを診断します。既往症やアレルギーなどお身体の状態について、また、現在気になっていることや治療に対するご希望などを詳しくお伺いします。

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【STEP2】検査・診査・診断
歯および口腔内全体の状態を把握するための検査を行ないます。最新鋭の機器と多くの症例経験により、正確な審査・診断を行ないます。

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【STEP3】インフォームド・コンセント
最善の治療方法や費用などについて、一つひとつ明確に分かりやすくお伝えします。また、治療計画書を作成し、治療に対するご理解を深めていただけるよう努めています。

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【STEP4】インプラント埋入手術
インプラントの埋入手術を行ないます。処置の際には、局部麻酔を行ない、痛みを和らげます。処置時間は、埋入する本数や骨の状態によって変わります。術後はインプラントが定着する(上顎で4~6ヶ月、下顎で3~4ヶ月)のを待ちます。

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【STEP5】アバットメント連結(第2次手術)
インプラント体と骨が結合した時点で、上部構造(人工歯)を取りつけるためのアバットメント(パーツ)を、一次手術で埋入した土台と連結させて歯ぐきから露出するよう処置します。

手術後は、歯型を取って、歯ぐきが安定するまで待つことになります(安定に要する期間はおよそ2週間くらいです)。安定するまでは、仮歯、もしくは義歯を装着し、歯ぐきの状態が安定してきたら仮歯での発音、食事が問題なく行なえるかなどをチェックします。

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【STEP6】人工歯装着
最終的な上部構造(人工歯)を装着します。歯を被せた後、全体のバランスや歯の色調整などの細かいケアを行ない、処置は終了となります。処置終了後に、今後の適切なケアと日々の中でのメンテナンス方法をご指導いたします。また、今後のフォローアップの流れについても併せてご説明します。

インプラントのフォローアップ

インプラントのフォローアップインプラントを長期間良好な状態に保つためには、処置後の適切なケアとフォローアップが重要です。もっとも大切なのは毎日の正しい歯みがきです。ブラッシングの方法が正しくなければ、インプラント周囲の歯肉に炎症が起きてしまい、歯周病と同様、歯槽骨が下がってしまうからです。

フォローアップでは、口腔内の清掃状態や歯ぐきの状態、噛み合わせなどを確認し、普段のブラッシングでは落としきれない汚れなども落とします。大掛かりな処置ではありませんが、インプラントを長持ちさせるためには必要不可欠なものとお考え下さい。

最初は月に1回程度の通院、インプラントと歯ぐきの状態が落ち着いてきたら2、3ヶ月に1回、最終的には6ヶ月に1回程度の頻度で受けることをおすすめしています。

マイクロスコープによる精度の高い根管治療

当院では精密な根管治療をおこなうために、マイクロスコープを導入しています。

根管治療

「虫歯を治療したのに痛い」
「神経を取っているのに、歯ぐきが腫れる」
「虫歯が悪化して、歯を抜くしかないと言われた」

このような悩みをお持ちではありませんか?

当院ではマイクロスコープを使った精密な根管治療を行ない、状態の悪い歯でも抜歯せずに残せるよう最大限の努力をしています。

根管治療は肉眼では分かりにくい、細部を処置するため、ドクターの技術力に結果が左右されます。そこで威力を発揮するのがマイクロスコープです。当院ではマイクロスコープを使って根の中の細部を20倍に拡大して汚れを除去し、しっかりと消毒を行ないます。

根管治療とは

当院の根管治療の特徴虫歯が神経にまで到達して炎症を起こした場合、その神経を取り除いて根管内をキレイにする必要があります。それが根管治療と呼ばれるものです。根管治療を施すことで、抜くべき歯を残せる可能性が広がります。

もちろん、歯が痛くなればすべて神経を抜く必要はありません。入念な検査にもとづき、根管治療が必要な場合は患者さまにもしっかりご説明してからの治療をスタートします。

治療期間と通院回数
あくまでも目安ですが、7~10日に一度の通院で、回数は2~4回で根管充填するのが平均的です。患者さまの症状の経過によっては、変わることもありますので、ご了承ください。

根管治療が必要な症状
●何もしなくても痛い
●歯を噛み合わせると痛い
●歯ぐきが腫れ、押すと痛い
●冷たいものや熱いものを口に入れると痛い
●歯肉にニキビのような赤みがある

これらの症状があるときはすぐにご相談ください。根管治療が必要な可能性があります。

根管治療の方法

根管治療の方法根管治療では、歯の神経がおさまっている部分(根管)を、専用の器具をつかってキレイに洗浄します。その後、薬を詰めてからクラウンを装着します。

気をつけなければならないのは、虫歯菌を完全に除去しないと再発の恐れがあることです。そのため、根管治療には高い歯科技術が求められます。

【当院の根管治療の特徴】マイクロスコープ

マイクロスコープ根管治療の最も大切なポイントは、細く曲がっている歯の根の細菌をどう除去するかです。その問題を解決するために、当院ではマイクロスコープを導入しました。

マイクロスコープは、最大で肉眼の約20倍での処置ができます。そのため、今まで発見できなかった小さな患部の判別が、簡単にできるようになりました。

マイクロスコープ次へマイクロスコープ

【当院の根管治療の特徴】ラバーダム

ラバーダムラバーダムとはゴム製のシートのことです。根管治療の際に歯に装着し、根管内に汚れや細菌が侵入しないよう保護します。また、治療中に使う薬剤から粘膜を守り、治療器具の誤嚥(ごえん)・誤飲防止にも役立っています。

【当院の根管治療の特徴】十分な教育と経験

当院の根管治療の特徴当院の根管治療ではマイクロスコープを使いますが、マイクロスコープは、購入後すぐにうまく使いこなせるものではありません。使いこなすのには、トレーニングが必要です。これまでの治療器具とは異なり、ドクターの手や器具が邪魔をしないように鏡越し治療を行なうのです。

当院のドクターはマイクロスコープのトレーニングを受け、根管治療の講習会に参加するなど、日々研鑚を積んでいます。

健康なお口の中を考えた治療計画

同じ症状でも患者さま一人ひとり治療計画は異なります。その方にあった、最善の計画をおつくりします。

治療計画

初診でご来院いただいた場合、いきなり治療を始めることはありません。まずはカウンセリングルームでじっくりお話を伺い、お一人お一人にあった治療計画を作成します。そのため、初診の予約は1時間くらいの余裕をもってお取りいただきます。

治療の前に、疑問にはすべてお答えします
治療計画カウンセリングでは、どのような症状で悩んでいらっしゃるのか、どのような治療をお望みかをヒアリングいたします。また、治療に関する疑問にもすべてお答えいたします。

「私の歯は今後どうなるんでしょうか?」「今の治療はあと何回くらいで終わるのでしょうか?」「本当は私、銀歯じゃなく、白い歯にしたいんですけど」など、治療に対する疑問やご要望をぜひお聞かせください。

治療の流れ
【STEP1】
カウンセリングにて、現在の状況を確認致します。その後、検査をおこないます。痛いところや気になるところがあれば、先に処置します。また、なぜそうなったのか、原因も検証します。健康な歯のために原因をしっかり理解しましょう。

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【STEP2】
初診時の検査結果をもとに現状を把握し、治療の計画を立てていきます。口腔内写真、模型、患部のレントゲンなどを見ながら、わかりやすくご説明します。

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【STEP3】
治療を開始します。治療中も、随時現状を説明し、わからないことや不安に感じることにお答えします。

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【STEP4】
治療終了後はメンテナンスをおこないます。定期的にご来院いただくことで、長く歯の健康を保ちます。

※上記の流れは、患者さまの状況に応じて変わります。また、虫歯一本の治療なら、カウンセリングからすぐに治療にうつる場合もあります。

急患にも対応します
当院は予約制です。ただ、急患の場合は臨機応変に対応いたします。歯に痛みやトラブルを感じたときは、迷わずご連絡ください。

患者さまに納得いただいてから治療スタート

患者さまには、お口の中の状況や治療のことはわからないことばかりです。写真や模型などを使って、"目でみてわかる"説明を心がけています。

カウンセリング

「自分の口の中の状態がわからない」
「この先、どんな治療を受けるんだろう」

そんな、患者さまの不安を少しでも解消するために、当院では様々な取り組みをしています。カウンセリング時には、オリジナルの症例集や口腔内写真、模型などを使って、症状や治療内容を具体的にご説明いたします。

また、保険治療と自費治療の違いをしっかりと説明し、患者さまご自身が最も望まれる治療を、ご納得いただいた上で提供しています。

自費治療と保険治療との違いとは?
自費治療と保険治療との違い保険治療は金額が限られています。そのため、使える材料や使える時間にも限界があります。もちろん、その中でも、患者さま一人ひとりにあわせた治療を行なうのですが、制約が多い分だけ、どうしても精度が落ちてしまうことがあります。

その点、自費治療の場合には、使える時間や材料への制約が少なく、十分に精度を上げることができます。たとえば、歯と被せ物の隙間や噛み合わせの微妙なズレなどを、極限まで少なくすることができるのです。

もちろん、どのようなケースでも自費治療が優れていると言っているわけではありません。セラミックやハイブリッドを小さな虫歯に入れる必要はないのです。また、ある程度の広さの詰め物やクラウンの場合も、金属のほうが削る量が少なくなることもあります。
 

完全個室のオペ室完備

当院は外科手術時のリスクを軽減するため、完全個室のオペ室を完備しています。

完全個室の特診室完備

当院では完全個室のオペ室を完備しています。インプラントをはじめ外科手術は、感染症などにかかるリスクのない、クリーンな環境でオペをすることがとても重要になります。

当院のオペ室は、他の空間からは完全に隔離し、無菌化することにより、クリーンな環境を保っています。また、使用する器具もオートクレーブで滅菌しているため、感染のリスクはありません。

患者さまにもドクターにもメリットがある空間
完全個室の特診室完備オペ室があることは、手術を行なうドクターにとってもメリットがあります。たとえば、手元が非常に明るく、専門の機材がすぐに取り出せる環境の中で、より精密で安全な治療を行なえるからです。

また、感染のリスク軽減など患者さまにとってもメリットが多いため、最近はオペ室を完備し、リラックスして手術を受けられることを、医院を選ぶ基準にされている方も増えています。

歯医者さん嫌いにならない優しい対応、お子さまの治療もお任せください

大人と同じようにお子さまも、歯医者に対して様々な不安をもって訪れます。そのため、できるだけ気持ちを落ち着かせ、不安を取り除くことが大切です。

小児歯科

「うちの子は歯医者さんが初めてなので不安・・・」
「もし、泣いてしまったらどうしよう・・・」
「お口が上手にあけられるか心配・・・」

そんな保護者の方も、安心してお子さまをお連れください。

当院では、お子さま一人ひとりの個性やペースに合わせて、無理なく治療を行うことを大切にしています。お子さまの健康を想う保護者の方のご期待にお応えできる、歯医者でありたいと願っています。

お子さまのペースで、ゆっくり、じっくり

小児歯科小児歯科の場合、まずは歯科治療は怖くない、痛くないということを知ってもらうことから治療が始まります。リラックスして治療を受けてもらうことが大切です。

そのため、当院では会話を重視しています。優しく声をかけながら、そして、お子さまの表情などを確認しながら、徐々に治療を進めていきます。

無理やり治療することはありません
嫌がるお子さまを無理に押さえ込んで治療をすることはありません。無理に治療をしてトラウマになり、歯科恐怖症になってしまっては、その子にとって最大の損失になります。自分から「治療がしたい」と思えるように、お子さま一人ひとりの成長に合わせた治療を行ないます。

治療は「大丈夫」と思ってもらってから
治療をこわがっているお子さまの場合、一日目には治療に入らないこともあります。まずは歯医者の雰囲気になれてもらって、お話しながら、「この先生なら大丈夫」と思ってもらえることが大切だと思うからです。

痛みが少ない、なるべく削らない治療で歯医者が苦手な方も安心です

当院では、できるだけ痛みの少ない治療を心がけ、麻酔注射のときにも患者さまが痛みを感じないよう表面麻酔などを使用しています。

痛みの少ない治療

●歯医者は痛いから行きたくない
●歯を削る時の機械音や感触がキライ

このような理由で歯が痛くなっても、歯医者さんに足が向かない方もたくさんいらっしゃるようです。確かに、虫歯の痛み以上に、治療に伴う痛みを我慢するほうがツライという方の気持ちもよく分かります。

当院では、そんな治療の痛みが苦手な方でも、安心して通っていただけるように様々な"痛みを軽減する"工夫を取り入れています。痛みに対して敏感な方でも安心して治療を受けていただけます。

麻酔自体の痛みを軽減します

痛みを抑えるため、麻酔を使用しますが、「麻酔そのものが痛かった」という経験がある方もいらっしゃるでしょう。そのため、当院では針の刺し方や刺す角度、また、最初に少量だけ麻酔を入れて、ある程度効いてから必要量を足すなど、細かい部分に気を配りながら麻酔を施します。また、必要であれば表面麻酔や電動麻酔なども使用いたします。

表面麻酔麻酔自体の痛みを軽減
表面麻酔で、皮膚や粘膜の知覚を麻痺させます。塗り薬のように患部に直接塗ることで、麻酔針を刺すときの「チクリ」とした痛みを減らすことができます。

電動麻酔麻酔自体の痛みを軽減
当院では麻酔を注入する際、電動麻酔とよばれる特殊な装置を使用します。電動麻酔は麻酔の注入スピードを調整し、余計な圧力をかけないため、痛み・不快感を抑えることができます。

細い注射針を使用麻酔自体の痛みを軽減
麻酔の際、当院では33ゲージ(0.26mm)の針を使用します。一般的な歯科用注射針の太さは30ゲージ(0.3mm)です。針が細ければ細いほど刺激が少なく、刺すときの痛みが軽減します。

できるだけ歯を「削らない」「抜かない」治療

歯を削らない・抜かない治療当院では、できるだけ歯を削らない・抜かない治療を心がけています。最近は、患者さま側から「歯を抜かないで」という要望をうかがう機会も増えてきました。しかし、虫歯の大きさによっては、止むを得ず抜いたり、深く削らなければならないこともあります。

そのような場合、当院では患者さまとじっくりお話するようにしています。抜く・削ることのメリットとデメリットをきちんと説明し、患者さまのご要望を最大限にお応えする努力をいたします。

大切なのは、お口全体の「歯の健康」を考えることです。急いで結論を出さず、最善の選択を一緒に考えましょう。

虫歯の進行と治療方法

CO(シーオー:初期虫歯)CO(シーオー:初期虫歯)
歯が溶け始めて虫歯が始まっている状態です。ただ、穴があいたり、黒くなっている状態ではありません。この段階なら、フッ素入りの歯みがき粉を使ってしっかり歯みがきをおこなえば、再石灰化させることができます。

C1(エナメル質う触)C1(エナメル質う触)
虫歯菌によって、歯の表面を覆っているエナメル質が溶かされています。そのため、小さな穴ができています。しかし、象牙質まで達していないので痛みはありません。この段階だと虫歯の部分を最小限だけ削り、詰め物をすることで治療は終わります。

C2(象牙質う触)C2(象牙質う触)
虫歯がエナメル質の下の象牙質まで達しています。冷たい飲み物や、甘いものがしみることが考えられます。触ると痛みを感じるため、治療の際には麻酔が必要になります。

小さい虫歯であれば、保険適用内の白い詰め物をすることで治療は完了しますが、虫歯が深部まで広がっている場合には患部を削り、型取りをして詰め物を製作して装着することになります。

C3(神経まで達したう触)C3(神経まで達したう触)
虫歯がエナメル質と象牙質を溶かして、神経まで達しています。激しい痛みを感じるでしょう。神経が死んでしまうと細菌が根の外で炎症を起こします。さらに、膿が出たり、歯ぐきが大きく腫れたりします。

この段階になると、根管治療が必要となります。麻酔をして、壊死した神経や膿を取り除き、歯の根の中をきれいにしてから被せ物をします。

C4(残根状態)C4(残根状態)
歯のほとんどがなくなってしまい、根だけが残っている状態です。場合によっては、抜歯しなければならないことがあるでしょう。ただ、治療ができる歯質が残っていれば、C3と同様に根管治療を行なってから被せ物をします。


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