マイクロスコープによる精度の高い根管治療
当院では精密な根管治療をおこなうために、マイクロスコープを導入しています。
「虫歯を治療したのに痛い」
「神経を取っているのに、歯ぐきが腫れる」
「虫歯が悪化して、歯を抜くしかないと言われた」
このような悩みをお持ちではありませんか?
当院ではマイクロスコープを使った精密な根管治療を行ない、状態の悪い歯でも抜歯せずに残せるよう最大限の努力をしています。
根管治療は肉眼では分かりにくい、細部を処置するため、ドクターの技術力に結果が左右されます。そこで威力を発揮するのがマイクロスコープです。当院ではマイクロスコープを使って根の中の細部を20倍に拡大して汚れを除去し、しっかりと消毒を行ないます。
根管治療とは
虫歯が神経にまで到達して炎症を起こした場合、その神経を取り除いて根管内をキレイにする必要があります。それが根管治療と呼ばれるものです。根管治療を施すことで、抜くべき歯を残せる可能性が広がります。
もちろん、歯が痛くなればすべて神経を抜く必要はありません。入念な検査にもとづき、根管治療が必要な場合は患者さまにもしっかりご説明してからの治療をスタートします。
治療期間と通院回数
あくまでも目安ですが、7~10日に一度の通院で、回数は2~4回で根管充填するのが平均的です。患者さまの症状の経過によっては、変わることもありますので、ご了承ください。
根管治療が必要な症状
●何もしなくても痛い
●歯を噛み合わせると痛い
●歯ぐきが腫れ、押すと痛い
●冷たいものや熱いものを口に入れると痛い
●歯肉にニキビのような赤みがある
これらの症状があるときはすぐにご相談ください。根管治療が必要な可能性があります。
根管治療の方法
根管治療では、歯の神経がおさまっている部分(根管)を、専用の器具をつかってキレイに洗浄します。その後、薬を詰めてからクラウンを装着します。
気をつけなければならないのは、虫歯菌を完全に除去しないと再発の恐れがあることです。そのため、根管治療には高い歯科技術が求められます。
【当院の根管治療の特徴】マイクロスコープ
根管治療の最も大切なポイントは、細く曲がっている歯の根の細菌をどう除去するかです。その問題を解決するために、当院ではマイクロスコープを導入しました。
マイクロスコープは、最大で肉眼の約20倍での処置ができます。そのため、今まで発見できなかった小さな患部の判別が、簡単にできるようになりました。
【当院の根管治療の特徴】ラバーダム
ラバーダムとはゴム製のシートのことです。根管治療の際に歯に装着し、根管内に汚れや細菌が侵入しないよう保護します。また、治療中に使う薬剤から粘膜を守り、治療器具の誤嚥(ごえん)・誤飲防止にも役立っています。
【当院の根管治療の特徴】十分な教育と経験
当院の根管治療ではマイクロスコープを使いますが、マイクロスコープは、購入後すぐにうまく使いこなせるものではありません。使いこなすのには、トレーニングが必要です。これまでの治療器具とは異なり、ドクターの手や器具が邪魔をしないように鏡越し治療を行なうのです。
当院のドクターはマイクロスコープのトレーニングを受け、根管治療の講習会に参加するなど、日々研鑚を積んでいます。